
レビュー数4,000 ほぼ星5つ!音ゲーアプリをつくる台湾の新興企業『Rayark inc.』を調べてみた
エフェクトの勉強のために、久しぶりにゲームをプレイしようと思ってアプリランキングを眺めていたところ『Deemo』というリズムゲームアプリが、ほぼ星5つで4,000以上のレビューがあったのでダウンロードしてみました。
独特な世界観がすごく奇麗だったので会社を調べてみたところ、日本ではなく台湾の新興ゲーム企業『Rayark』というところでした。
この中二感がすごくいい!(褒め言葉です!)
Rayarkに勤めているメンバーを『Rayarker』と呼んでいるそう。
オフィスの様子も、THEスタートアップ!といった感じですごく素敵。
出典:DeemoやCytusのデベロッパー、Rayarkに直撃インタビュー | AppsJP
アプリに収録する楽曲の募集もしており、インディーズとして活躍している方々が露出するステージにもなっている様子です。
Rayarkが作った代表的作品を2つ紹介します。
Deemo – Never Left Without Saying Goodbye

挿絵による雰囲気が
音ゲーアプリの多くはアプリダウンロードを無料に設定し、3曲ほどプレイさせてみて追加曲を購入する形式が多い中、200円と有料アプリにし、追加曲をパッケージとして400円で販売している。
ダウンロード障壁は無料より高くなってしまうが、ゲームアプリの無料ランキングは競合がひしめいているので、むしろチャンスがあるのかもしれない。この世界観を伝えるには3曲程度では浸れないので、楽曲の多くをプレイできる形式になっているのは理にかなっているし、個人的にも良かったなと感じました。
前作『Cytus』とは違い『Deemo』ではピアノの音色を多く採用している理由を、「わたしたちは、ピアノを演奏したいという潜在的な衝動を持っている。それを携帯端末のリズムゲームとして実際にピアノを弾いているような疑似体験が出来たら面白いのではないか」と閃いたことがキッカケだそうです。
その通りなのか、ピアノの主旋律を奏でている感覚が楽しくてすごく気持ちよくプレイできます。
Deemoにハマりすぎて仕事できない さて、戻るか
— ざいふぉん@超高校級のオトモ (@b_zaifon) 2013, 12月 23
Cytusを作ったとこの新作のDeemoを一曲だけプレイしたけど、すごくプレイに引き込まれる
— にほんねこ (@bobtail_jp) 2013, 12月 22
Deemoは凄く綺麗で絵の雰囲気がすき Rayarkの音ゲーは本当にいいデザイン(∩*´꒳`*∩) pic.twitter.com/95AKabrX5Y
— mokoppe (@mokoppe) 2013, 12月 22
ウェブサイト:http://www.rayark.com/g/deemo/
Facebookページ:https://www.facebook.com/rayark.deemo
Twitter:https://twitter.com/Deemorayark
Cytus

楽曲COSMOではbuzzGをギターに迎えた初音ミクのオリジナル楽曲も収録していました(!)
Cytus100万ダウンロード計画を目指して、これからもアップデートを続けていくそうです。必見!
ウェブサイト:http://www.rayark.com/g/cytus/
Facebookページ:https://www.facebook.com/rayark.Cytus
Twitter:https://twitter.com/CytusRayark
クラウドファウンディングによってリアルライブ・コンサートを実現
台湾発のflyingVというクラウドファウンディングで出資を集めライブ・コンサートを開催し、『Cytus』に収録されている楽曲を披露するなどクリエイティブな活動を広げているところにもすごく魅力を感じます。チケットが捌けるかどうか予測がつかない場面において、このようにクラウンドファウンディングを利用してチケット先売り形式でライブを開催するのは面白い!利益になるかどうかは別としてファンイベント、ブランド構築としてすごくいい取り組みですね。
参考:2012 Cytus LIVE Concert@Taipei
参考:台湾でクラウドファンディングは受け入れられるか? – THE BRIDGE
↓実際に開催されたライブ中継の動画
アジア圏のスタートアップにはどこか親近感のようなものがあり、嬉しい気持ちになりました!また気になるアプリを見つけたら、企業まで調べてレポートしようと思います。