新米webデザイナーの仕事って何をするの?

これから、webデザイナーになりたいと思っている方へ。

webデザイナーの仕事って「何となく分かるけど、何となく分からない」ですよね。
制作現場でwebデザイナーがどんな事をしているのか書いていこうと思います。

※私の経験なので、業界全体の話かどうかはわかりません。


見習いwebデザイナーの仕事

デザイン関係のキャリアがない人は、まず見習いのポジションからスタートします。
仕事内容は、大きくわけて2つ
  1. 過去に先輩が制作したwebサイトの更新作業
  2. 完成したデザインのコーディング
いきなりwebサイトのデザインをする!という事はありませんでした。
これに関しては、どこでもこのような形ではないでしょうか。

webサイトの更新作業

私がwebデザイナーとしてのキャリアをスタートした時点では、この仕事から始まりました。
過去に先輩が作ったwebサイトを更新する業務で、クライアントから送られてきた記事内容をそのままwebに反映する作業です。

webサイトのコンテンツの一部分をPhotoshopやIllustratorを使って加工や見出し制作を行いますが、既に出来上がったデザインフォーマットに従う形が多いため、新たにデザインを考えるという事はあまりありません。

私はPhotoshopやIllustratorがほとんど使えなかったので、この時期はツールを使えるようになる事を目標にして、先輩にガンガン質問攻めをしました。
臆せず聞きまくる時期だと思います。

デザインをコードに落とし込む

デザイナーという肩書きですが、コーダーというキャリアからのスタートと言っていいでしょう。だいたいのwebデザイナーといえば、デザインとコーディング両方できる事が業界の常識になっています。
デザイナーがPhotoshopもしくはFireworksでデザインしたものをコーディングする作業です。
この段階を経て、webサイト一つを構築するためにどうしたらいいかが、なんとなく分かってきます。
コーディングに関して、最初の1,2ヶ月は結構苦労します。

デザインは絶対で、1pxの誤差もないように作らなければいけません。
それも、(IE6),IE7,IE8,IE9,Fire Fox,Google Chrome,Safariすべて正確に表示されなければいけません。


webデザイナーとしてのキャリアで、1,2ヶ月は苦労する所以はここにあります。


ブラウザ間で、「どのようにコーディングしたら問題が発生する可能性があるのか」という経験値がないため、
コーディング→確認→修正→確認→修正→確認→続きのコーディング
という様になっていまい、なかなか思うように進められません。


しかし、そうこうしているうちにパターンが身につき、デザインを見た瞬間にコーディング方法が分かるようになります。
コーディング作業が遅くなっても、”理解すること”を意識しながら進めると、おいおい恩恵を授かります。

結論

webデザイナーは、webという名があるだけにデザインだけでは終わりません。コーディングの段階を経て、webの表現力を知り、制約をしった状態でデザインする事ができるようになります。