もうLINEは疲れた。LINEの『タイムライン』の認識と、心的ストレス

先月中ほどに実装されたLINE新機能の数々。
実装されたものの、6割以上のユーザーに認知されず使われていないという悲しい情報が入りました。
たしかに、タイムラインはほとんど動いていないです・・・。


LINEを利用中の10代~50代男女1,000名からとったアンケート調査の結果。


出典元:RBB TODAY



シンプルな状態を望んでいる

LINEは『チャット感覚のフランクなメッセージ』と『無料通話』の2本柱で勝負してきた。
たった2つの機能かもしれないが、2つだからこそ何をするアプリなのかが分かりやすく、急激に浸透していった。
新しいコミュニケーションの場よりも、無料通話機能の音声品質の向上・セキュリティ強化といった基本的な機能の強化を望んでいる声が多くあがっている。

Twitter, Facebook, Mixiなど、私たちは友だちとコミュニケーションを取る場所を使いわけている。
使い親しんだものに愛着を持つが故に、新しきを拒み、古きを称賛することがある。如実に表れている。

そんな中、あえてLINEのタイムラインやホーム機能を使う理由が思い浮かばないので、1回の投稿さえ行動に繋がらない。
LINEを起動する際、ユーザーは友達とメッセージや通話をしたくて起動する。
いっそのことLINEカメラなどのように、別アプリとして展開した方がユーザーも気分を切り替えられるので使われるかもしれない。

強いストレスがかかる場所

LINEは密でクローズドな世界が展開している。
LINEのメインストリームは若い世代。友達との関係が全てともいえる狭い社会の中で密な関係を築いている。

スペシャルな友達や恋心を抱いている相手が、自分の知らない誰かとタイムラインでコメントのやり取りをしている様子は、何者か探ることができないのでmixiやtwitterよりも心的ストレスがかかる。
ソーシャル疲れという言葉が流行っているが、彼ら彼女らにとって疲れどころの話ではない。

とはいえ、期待してます

全世界6000万、国内2800万人のユーザーを持ち、スマホ持ってる=LINE入ってると言っても過言ではない勢いがある。
きっと何かしらの形で驚かせてくれるのではないかと、期待しています。