最高のデザインは、『暮らし』の中に

例えば、北欧デザイン。

その魅力に虜になっている方も少なくないはず。

北欧デザインもまた、暮らしから生まれたデザインの一つなのです。



みんな大好き北欧デザイン

一般的に北欧デザインといえば、自然素材を生かしたシンプルでモダンなデザインが特徴的。
そこから受ける印象は、機能的な冷たさではなくとても温かい印象があります。

フィンランドは、世界の中でも森林や湖が多く、とても自然豊かな国です。その一方で、冬は厳しい寒さが待っています。この豊かで厳しい自然環境がフィンランド特有のデザインを生むカギになりました。

例えば日本人にも人気の「マリメッコ」は、薄暗い冬の間でも、インテリアやファッションを明るく彩るカラフルなテキスタイルが特長です。暮らしの中からデザインが生まれているんですね。

photo credit: ~Merete via photo pin cc



最高のUIもまた、暮らしの中に

ここからは持論の話ですが、ユーザーインターフェースデザインの最高峰は『自然』だと思っています。

自然、というよりも『暮らし』の方が正しいかもしれません。

タッチパネル式デバイスで広まった、紙をめくるようなUIデザイン。
デジタル機器の中に、私たちが普段の生活で慣れ親しんでいる
本のページをめくる動作を持ち込むことで、
ページ遷移にある違和感を取り払っていると私は考えます。

最近のwebサイトでも増えている、PAGETOPへ移動するスムーススクロールも似たようなもので、
これまでのページ内リンクの動きだと、ページ上部へ移動したにも関わらず、
ページ遷移と同じ動作をしているので一瞬何が起こったのかわからなくなってしまいます。

自然(私たちの暮らし)の中で、突然目の前のものが切り替わる出来事は存在しないので、
きっと頭が混乱状態に陥ってしまうのでしょう。

スムーススクロールは、紙を下のスライドさせる動作と同じ動きをするので、
私たちの理解を助けてくれる効果があるんですね。


一時期iPhoneアプリに旋風を巻き起こしたToDoアプリ『Clear』
URLを失念してしまったのですが、こちらのアプリもペーパープロトタイピングから考えられ、制作されたそうです。
ペーパーで実現できる=自然界に存在する動きと言えます。






悩んだら、暮らしの中に探してみる

暮らし、自然界に存在するものは、私たちに懐かしさや親しみを直観的に感じさせてくれます。
それは人を選ばず誰しもが感じられる共通の感覚ではないでしょうか。

自然は、究極の美ですね。

スランプに陥ったときには、散歩にでもでかけてみて、
自然や暮らしからヒントを得てみてはいかがでしょうか